バイクの尻痛対策自作テスト
バイクの尻痛を自作品で軽減する試作を二つほどテストしてみました。
今までの経験から、お尻が痛くなる原因はこれだというものがはっきりしていない為、自分の推測でテストしています。
過去に乗っていたホンダ、アフリカツイン650はどういう理由かはわかりませんが全然お尻が痛くありませんでした。
シートは特に柔らかくもなく固めでした。
1日700km12時間以上走ってもそのライディングポジションのおかげか、腕も痛くなく長距離がとても快適で楽でした。
何かお尻が痛くならない理由があるのですがどれかはわかりません。
お尻の痛みがないとこんなにツーリングが楽しいものかと思いました。
サスペンションはフロント、リア共にストロークが十分あり、車でいうサルーンカーのような乗り心地でした。
車のシートはなぜお尻が痛くないのだろうと疑問に思いますが、着座した時の荷重が分散されていて一点に荷重が集中していない事ではないかと思われます。
バイクは着座すると一点に荷重が集中して痛みを感じてくるようです。
そのほかにはバイクのシートが前下がりになっている物はどちらかというと、着座した時に前方にお尻の皮が引っ張られるので
痛みを発生させる原因なのではと思います。
なぜメーカーはこの問題に取り組まないのか?
なぜメーカーはこの問題に取り組まないのでしょうか。
私の推測ですが実際に長距離ツーリングのテストをしていないのではないのか。
長距離ツーリングのテストをすればこの尻の痛い問題が出るのは当然です。
これでは長距離ツーリングが苦痛になるのでシートの改善を、となるはずですが対策すらしていない。
そこまでの予算がないのか、シートに金をかけるくらいならもっと安全対策にお金をかけた方が良いという考え方なのかもしれません。
その他はユーザーがメーカーに言わない事も原因だと思います。
多くのユーザーが意見を言えばメーカーもなんらかの対策をすると思いますが、そこまで言うユーザーは少ないと思います。
私は今までに色んな意見をメーカーに言ってきました。(クレーマーではありませんが)
改善して欲しいところはどんどんメーカーにいう事も大事だと思います。
そこでメーカーもあまりあてにならないのでツーリングの一番の問題点であるこの痛みから解放されるようにいろいろとテストをしてみる事にしました。
試作テスト①
シートにプチプチを敷いて見る。


このシートはかなり柔らかめのシートです。
これにプチプチを2枚重ねで装着。
メッシュシートカバーを掛けて装着します。

外観はこのようになります。
走行結果
結果は2時間くらい走行しましたがノーマルよりは多少マシかなという感じで30分越えたあたりから少しずつ痛みが出てきました。
信号待ちでお尻のポジションを少しずつズラせば、多少は痛みから解放されますが、またすぐに痛くなりました。
2時間くらい走行して我慢できない痛みではないのですが、やはり痛いのであまり効果はありませんでした。
プチプチの大きなやつを2枚重ねにすれば多少違いがあるかもしてませんが、シートの厚みが増して、ライディングポジションがうまく定まらないので期待できません。
試作テスト②
ノーマルシートにセルスポンジを装着。


ホームセンターでセルスポンジを1枚買ってきて装着しました。
厚みは何種類もありますが、順番に重ねてテストする予定なので10mmを購入しました。
500円位でした。
厚みは10mmでそれほど硬くなく、柔らかくもないという感じです。

このようになります。
走行結果
これも2時間くらい走行しました。
以外とお尻は痛くありませんでした。
1時間くらいはお尻が痛くなく快適とまでは行かないのですが、以外と効果がありました。
1時間を超えると徐々に痛みが出てきますが、ポジションをずらしたりして走行しましたらお尻の痛みに慣れてきてあまり痛みを感じませんでした。
この結果をもとに次回は2枚重ねでお尻の荷重が集中する部分を少し削り装着して効果を見たいと思います。
原因と対策
やはりノーマルシートは着座姿勢からお尻に荷重が集中している為、その部分に痛みが発生していると思われます。
いかにして荷重を分散させるかが鍵となって来るのではないかと思います。
痛みを完全になくす事はできないと思いますが、いかにお尻の痛みが出てくる時間を伸ばすかが今後の課題です。
あとはこまめな休憩をするだけです。
一泊二日のツーリングでは、1日目にお尻が痛くなると2日目はさらにお尻の痛さが増してきます。
ツーリングから帰ってきてしばらくお尻の痛みが取れません。
自転車用のゲルパッド付きパンツがあるのでこれも試してみる予定です。
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