車とバイクのユーザー車検
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ユーザー車検とは個人で車検を受けることをいいます。
車とバイク(250cc以上)には車検を受けることが義務付けられています。
普通車は2年に1回ですが、商用車は毎年受けることになっています。
普通であれば販売店から通知などが来て車検整備をやってもらうのが一般的です。
金額もその車種、年式など状態によって異なりますが、金額が高く付くのはどれも同じです。
車検整備は業者に任せた方が簡単で安心できるので普通はこのパターンで行います。
ユーザー車検は個人で受けることができるので、ぜひチャレンジしてみたいという方は受けてみてください。

ユーザー車検について
ここではユーザー車検の流れを解説しています。
費用がいくら必要だとか、書類の記入事項などを細かく説明はしません。
ここでいくら細かく説明しても実際に現地へ行って実行し経験しないと分からないからです(記入例は見本がありますのでそれをみればわかります)
特に検査場の検査の仕方は実際に自分でやらないとわかりません、頭に検査内容を入れていてもなかなかスムーズに検査をこなすのは難しいと思います。
実際に4回程検査を受けましたがなんとか分かってきた程度です。(2年に1回なので忘れてしまいます。)
分からない時は検査官に聞けば大丈夫です。
ユーザー車検歴
私は30年ほど前に初めてバイクのユーザー車検を受けて検査に合格しました。
車検は整備士の資格がないとできないものと思い込んでいましたが、バイク雑誌にユーザー車検の事が乗っていて、これはやるしかないと思い実行しました。
まだ一般的にユーザー車検が知られていない頃でしたので、陸運事務所に検査の仕方を聞きに行って検査を受けました。
まだネットもない時代でどうやって検査を受けるのか本などで調べたりしました。
その後、バイクの構造変更申請や、車の廃車手続き、軽二輪のナンバー取得などいろんな事をやってみました。(費用は業者に頼むよりかなり安くできます)
一見面倒そうですがやってみれば案外簡単です。
仕事が平日休みなのでこういう事ができるのですが、土日休みの人にはきついかもしれません。
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車検の流れ
①全国どこでも受けられますので、その地域を担当する陸運事務所に予約を入れる。(HPで予約可能です。)
早めに予約しないと自分の都合の良い日が予約できません。
必要書類は納税証明書と自賠責保険が必要です。
②予約当日
1、重量税(隣接の県税事務所で納付)を納付し、受付にて検査費用を納付。
2、車検に必要な書類の記入(これは記入方法が受付前の机に書いてあるので、それを見ながら記入をします)納税証明、自賠責、重量税納付書を提出。
3、書類を提出 (検査用書類をもらう)
4、事務所隣接の車検場に行って受付。
車検の時間帯が午前、午後と何回かに分かれていますので、自分の受けたい時間帯に検査レーンに持っていきます。(時間内なら何度でも再検査を受けられます)
※初めての場合はどのように車検を通すのか見学します。(何台か見ておけばやり方がわかります)
・検査項目は、事前の車体検査(灯火類、ホーンなど)行ったのち検査レーンへ入り、ヘッドライト光軸検査、ブレーキ検査、スピードメーター検査、排気ガス検査を行います。
それぞれ検査書類に合格印を押してもらいます。
一つでも不合格になれば再検査となりますのでそこを整備してもう一度受けます。(何度か不合格になりました)
※陸運事務所のすぐ近くに車検整備対応の整備工場があるので、そこで不合格箇所を整備してもらうと良いでしょう。(有料)
最初にここで車検に通るように整備をして貰えば安心です。

・自分の経験上、多かったのが光軸検査で不合格になることでした。(車もバイクも)前回車検で合格してそのままで何もしていないのに今回受けて不合格になりました。(光軸は狂ってきます)
そのほかにはブレーキ検査の時は車もバイクもかなり強くブレーキを踏んでいないと不合格になります。(実際に車でブレーキの踏みが甘くて不合格になりました)
不安のある場合は近くの車検対応の整備工場で事前の点検をしてもらうと良いでしょう。(有料ですが)
5、検査合格の書類を受け取ったら事務所で車検ステッカーをもらいます。
以上で車検が終わります、自分でやってみれば簡単ですが、ある程度は整備に自信がある人がやった方が良いです。
検査に合格してもそれで今後2年間何もないわけではありませんので、定期点検は必要です。(自己責任です)
ユーザー車検を受けて分かった事。
・車検場によってはバイクと車の検査レーンが同じ所もあるので、バイクの車検を受ける時はスムーズに行かないと後ろで車が待たされてしまうので注意が必要です。(焦ります)
・バイクの専用検査レーンがある所の方が安心して受けられます。
・トラックに積んで行く場合はバイクの積み下ろしをしやすいように段差が作ってあり、バックしてそのままバイクを下ろせる所もあります。(ラダーレールが必要ない所もあります)
・基本はノーマルの状態で受ける事。(車検対応のマフラーもありますが)
・バイクのタイヤサイズは必ずしも指定サイズでなくてもOKです。(過去にバイク販売店で指定サイズでないタイヤ(1サイズ太い)だったので車検が通らないと言われタイヤを交換させられました。)

以上ですが何事もチャレンジする事が大切です。合格した時の喜びは格別です。(気分良く乗って帰れます)
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